時間も費用もかけて、会社の想いを込めて作ったPR動画。 それなのに、「再生数が思ったより伸びないな…」「届けたい人に、なんだか響いていないかもしれない…」。
そんなふうに感じたご経験は、ありませんでしょうか。
作ることだけで満足してしまい、誰の心にも届かずに埋もれていってしまう動画は、残念ながら少なくないのかもしれません。なんだか、とてももったいないですよね。
この記事では、ただ「存在するだけ」の動画で終わらせないために。 きちんと「役割を果たしてくれる」動画を作るために欠かせない、3つの大切なステップをご紹介します。
失敗するPR動画に共通する「ただの紹介」という課題
多くの動画が期待された成果を出せない一番の理由は、その内容が「会社案内のパンフレットを、そのまま映像にしただけ」になってしまっていることかもしれません。
会社の設立年、事業内容、サービス一覧、オフィスの場所…。 こうした「情報」をただ順番に並べるだけでは、見てくれた人は、少し退屈に感じてしまうかもしれません。
人の心を動かすのは、正しい情報そのものよりも、共感を呼ぶ「物語」や、思わず「おっ」と惹きつけられるようなきっかけです。
本当に届けたい相手に届く動画は、情報を伝えるだけでなく、見てくれた人に一つの「体験」をプレゼントします。 その会社で働く人の情熱に胸が熱くなったり、そのサービスが自分の未来を素敵にしてくれるのではとワクワクしたり。
そうした記憶に残る体験こそが、ゆっくりと、でも着実に、会社のファンを増やしていくのだと思います。

成果を生むPR動画の設計を、3つのステップで考える
ステップ1:目的をはっきりさせる「この動画で、誰に、どんな気持ちになってほしい?」
これが、一番大切で、一番はじめに考えたいステップです。
ここが曖昧なままだと、どんなに美しい映像を作っても、届けたい想いが迷子になってしまいます。
- 誰に? (Target)
「すべての人」に向けて作ると、結局は誰の心にも深くは響かないかもしれません。今回の動画で、心を動かしたい「たった一人の大切な相手」は誰なのかを、具体的に思い描いてみましょう。(例:転職を考えている30代のエンジニアの方、新しい道具を探している中小企業の社長さん など) - 何を? (Message)
会社の情報をすべて詰め込むのではなく、その「大切な相手」に一番伝えたい、たった一つのメッセージに絞ってみましょう。(例:「私たちの技術はすごいです」ではなく、「私たちの技術が、あなたの毎日をこんなふうに変えられたら嬉しいです」) - どうなってほしいか? (Action)
動画を見終わった後、相手にどんな気持ちになり、どんな行動をとってくれたら嬉しいかを考えてみます。(例:会社のサイトを訪れてほしい、採用に応募してみたい、なんだかこの会社を応援したくなった など)
ステップ2:表現を工夫する「心を動かす『伝わる見せ方』とは?」
目的がはっきりしたら、それをどんなふうに表現するかを考えます。 世の中にあふれる情報の中で、ありふれた表現では、残念ながら誰の目にも留まりにくいかもしれません。
ここで考えたいのが、目的を達成するための「伝わる見せ方の工夫」です。
社長の情熱をドキュメンタリーのように追いかけるのが良いのか。 少し複雑なサービスを、アニメーションで優しく解説するのが伝わりやすいのか。
大切なのは、その見せ方が「カッコいいから」ではなく、「目的を達成するために、一番効果的だから」という、ちゃんとした理由があることです。質の高い撮影や編集でその「見せ方の工夫」を丁寧に形にすることで、映像は人の心を動かす力を持ち始めます。
ステップ3:価値を最大限に活かす「作って終わり、にしないための準備」
素晴らしい映像も、作って終わりでは宝の持ち腐れになってしまいます。
その価値を最大限に活かすための、届け方まで考えておきましょう。
- どこで届けますか?
Webサイトのトップページでしょうか、それとも採用ページでしょうか。SNS広告で使いますか、展示会で流しますか。それぞれの場所に合わせて、ぴったりの長さや構成を考えることが大切です。(例:Webサイト用の完全版、SNS広告用の15秒版など) - どうやって評価しますか?
再生回数も大切ですが、それだけでなく、Webサイトへの訪問者数や、お問い合わせの件数、採用への応募者数の変化など、最初に設定した「目的」が達成できたかどうかを測る方法を、あらかじめ決めておくと良いかもしれません。

効果的なPR動画が、ビジネスの未来をひらく
きちんと想いが伝わる動画は、こんなにも嬉しい可能性を運んできてくれます。
- 会社のファンが増え、社会からの信頼につながる
- 「この会社で働きたい」という想いを惹きつけ、すれ違いの少ない採用が実現する
- 言葉だけでは伝わらない、人やサービスの魅力を伝えられる
- 社員の皆さんが、自分の会社をもっと好きになるきっかけになる
まとめ
ここまでのお話をまとめると、とてもシンプルです。 「成果の出るPR動画とは、明確な目的を持ち、心を動かす表現で、その価値を最大限に活かす届け方まで、一貫して丁寧に設計されているもの」だということです。
私たちTOKYO MEMM MEDIA PRODUCTIONでは、この一貫した考え方のことを「M.E.M.M.(ミーム)プロセス」と呼び、一つひとつのプロジェクトで何よりも大切にしています。
もし、貴社だけの『Meme(ミーム:記憶に残る情報)』となる動画づくりにご興味がありましたら、ぜひ一度、私たちにお話をお聞かせください。貴社のその大切な想いを、成果につながる映像へと形にするお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。

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